10月21日に49回目のオンライン勉強会を開催しました。
今回のテーマは
「音楽療法を知らない人たちに伝えるためにはどうしたらいいか」
を考える時間でした。
音楽療法は世間で知っている人の方が少ないセラピーです。
まずは知ってもらうことが第一歩ということで
どんなアプローチをしていくかはなかなか悩ましいところです。
そもそも音楽療法はすぐに効果が出るタイプのものではなく
じっくりと、深く行っていくものですので
なかなかその良さはわかってもらいにくいところがあります。
また、この忙しい時代の中でこのような時間のかかる効果のわかりにくい類のものは
受け入れてもらいにくいかもしれない、という意見もありました。
かといって、こちらがわかりやすい「効果」を見せやすいように設定すると
それは私たちが本当に提供したいセラピーの本質とは離れていってしまい
セラピスト側が迷いや不完全感を抱えてしまいがちになります。
来てもらうにはどこまで折衷するか、悩ましいポイントであることを共有しました。
この話題は尽きることがなく、時間を超えてのディスカッションとなりました。
個々に奮闘するだけでなく、グループとしてなにか動くことが出来れば良いね、と
今後の勉強会としての新たな動きを考えていこうという話にもなりました。
いずれ、何かが出来れば良いなと思っています。お楽しみに(!?)
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