内容:読書会 Odell-Miller, Helen/ Richards, Eleanor (EDT) Supervision of Music Therapy: A Theoretical and Practical Handbook (Supervision in the Arts Therapies) Routledge.2008より Chapter 7 Sandra Brawn “Supervision in context: a balancing act” (p.119-134)
◯この章について:
SV(スーパービジョン)において、5つの大切な要因すべてがSVのコンテクストの何に焦点が当てられるかに影響を与える(内容は本文p.120参照)。これは治療的な枠組みに異なる重点が置かれる可能性がある。SVの重要で困難な課題は、これらを含む関わり方と6番目の要因(目下現在行われているセラピーの素材/コンテクスト)―治療的関係性を含んだバランスを見つけることである。
SVは簡単な問題ではなく、モデルや焦点、枠組みはバイザーとバイジー双方のオリエンテーションや経験に応じて大きく異なる可能性を示唆している。いずれにせよ、中心はSV下におけるセラピストとクライエントの関係性のニーズである。
今回は、上記文献を題材にして、
まずはSVそのものについての理解を深めることが大切かもしれない。
SVを受けることへの抵抗:正解・不正解がないことへの安心感
スーパーバイザーを探すことの難しさ
教育の中でのSV
など、参加者の事例も絡めながら様々なディスカッションが行われました。
Comments