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2025/1/13 第52回勉強会を実施しました〜Supervision of Music Therapyより〜

  • 執筆者の写真: ミュージックセラピー サイコ
    ミュージックセラピー サイコ
  • 1月19日
  • 読了時間: 2分

内容:読書会 Odell-Miller, Helen/ Richards, Eleanor (EDT) Supervision of Music Therapy: A Theoretical and Practical Handbook (Supervision in the Arts Therapies) Routledge.2008より Chapter 3 Music therapy supervision with students and professionals (p.45~66)



  • 各自で読んでいて英文がなかなかスッと頭に入ってきにくかったため、気になる部分を話し合いながら細かく一緒に再読しました。すると、それぞれが考えを出し合う中で、内容をより具体的な拡がりを持って理解することができました。


  • スーパービジョンの3つの段階について。スーパーバイジーが音楽療法士としてどの段階にいるかによって、スーパーバイズのやり方、視点も変わってくるということがはっきりと言語化されていました。スーパーバイザーはここをきちんと見分けて対応する必要があります。


  • 文化的に、日本では目上の人は、問題を解決してあげたり、転ばないように先回りして教えてあげたりする傾向があります。専門職に対する家族や周囲の期待も、状況を打開することや具体的な成果を上げることだったりします。相手を「待つ」「抱える」ことでその人が持っている力を引き出すのがスーパーバイザーであり、相手からの期待と異なることもありますが、そこはしっかりと意識化する必要があります。


  • スーパーバイザーとセラピスト(スーパーバイジー)の関係性の展開が、セラピストとクライアントの関係性の発展に映し出されていくこともよくあります。

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