内容:Stige, B. :第11章『知識が不十分な裸足のスーパーバイザーの成長』,「音楽療法スーパービジョン」〈上〉ミシェル フォーリナッシュ (著), 加藤 美知子, 門間 陽子 (訳),人間と歴史社, 2007.(Forinash, M.: ‘Music Therapy Supervision’, Barcelona Publisher, 2001.)
上記の文献をもとに、今回は、上記文献の題材をきっかけに、音楽療法スーパービジョンについて、また前回の音楽療法士のアイデンティティ形成の話題を引き継ぐ形で、議論になりました。
各参加者のスーパービジョンの経験について、主に、音楽療法士養成や個人的スーパービジョンの経験、欧米諸国と日本との教育における相違点、バイザーやバイジーの受けた教育スタイル、バイジーの自主性、現状課題などが話題となり、意見交流を行いました。
バイザーの立場として臨床現場における事例などを交えながら、バイジーの内的な気づきや思考面の成長が、臨床プロセスへ影響する点などについて、話題となりました。